公園を歩き、視覚に集中して考えた。
自然は非常に複雑に富んだ表情を見せているが、
これを見ている人間には安らぎすら与えてくれる
人間が作った家や車やモノは、ツルッとした面でキレイなものが多い。
すごくシンプルなデザインが多い。
人間が作ったデザインの建物や都市にいると、
非常に落ち着かない。
不安を掻き立てる。
なんだろう。
複雑な自然の表情の中に、
安堵する心。
複雑であることは、
見ることを諦めさせる。
そのままを受け入れる。
そのままで良い。
安心する。
ふーん。
あと、視覚は立体的に見ている。当たり前。
目が2つあるから。
近いものは大きく動き、
遠いものはあまり動かない。
それらが多重に重なり、奥行きを表現する。
立体ゆえの臨場感、すべてがそこに奥行きをもって存在する。
不思議な気持ちよさ。
それだけ。