なぜマンモスになるのか

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マンモスは歩くのが遅い

アイデアがなく打ち手がなくなっている様子

全体的に保守的な人たちが増えている様子

経営陣からのメッセージも特にない

変化が必要ではと唱える人達が去っていく

事業が大きくなるにつれ、経営の安定感が増す

免許事業ならなおさら、社員は安泰感を感じている

ゆっくりと安定した成長下で育った社員たちは

宇宙を震撼させるようなすばらしい成功を生み出すよりは、手堅く失敗しない選択肢を選ぶ

失敗しないことが昇進のチケットになる風土が生まれる

きちんとしっかりやらなければ、という気持ちから、判断をする際に、慎重に石橋をゆっくり叩くようなにる

慎重に吟味すればするほど、経営判断が遅れていることに気づかない

経営判断が遅れると、社会における競争との存続チャンスを逃してしまう

ただ、十分大きな船の船内にいると、海の外で何が起きているかに気づかなくなる

いや、気づく必要がなくなる、と錯覚する。それは船長の仕事と

会社という船において、自分の役割以外を考えなくなる社員が増える

組織が時代に合わない役割別になり、縦割り化がすすむことで、コミュニケーションが薄くなる

組織は徐々に硬直化がすすむ。硬直化をふせぐために異動を活発にするも、むしろ混乱を生む

戦闘体制を何度も敷くも、いつも素人の集団の集まりとなり、適材適所がうまくできなくなる

経営の源となる事業の芽はすごく大事、これは経営者が目利きする必要がある

誰も助けてくれないのだが、サラリーマン経営者だとなおさら

みんなの推薦で代表になったが、特に自分がなにか采配を振るう必要があるとは実は考えていない

お膳立てを待つようになり、それがないことに苛立つ

経営の規模が大きくなると、事業の芽が小さく感じてしまうようだ

事業をはじめたときには、そんな事業の芽が夢のように感じたアイデアだったけど

アイデアを試すことをやらなくなる、もっと良い大きなアイデアがある、と錯覚する

規模が大きくなると、とても小さく見えて、話にならないと思うようになる

それを自分のちからで大きくしてみせる、という覚悟も芽生えない

もっと筋が良くて、大規模な案件はないか、時間がなくなるほどに、焦ってくる

限界が近づくと、なにか一つふたつはやってみようと思い、やるが

筋が通っていない、楽して儲ける案件などなく、多難が続くだろう

失敗は部下の責任にしないように、経営者は腹をくくった方が良い

経営が順調であれば、あるほど、小さなアイデアは必要なく感じ

いつしかアイデアを育てることを止めてしまう

経営のターニングポイントに気づいた時に、次の一手の対応に出遅れてしまう要因になる

事業は皿回しに似ている。調子良く回りだしても、やがては止まる。

うまく回っている間に、次の大きさの皿に取り組まないと続かない

スピードは重要

存在感を示すために、まわりと差別化をし続けることが必要

事業の大きさに比例して、人が多くなり、固定費があがり、組織の硬直化が起きて、経営の判断が遅くなり、運営の舵が重くなる

質の良い情報の流通が悪くなると、判断が遅くなる

質の良い1次情報を、外部、内部からたくさん取り入れて、考える

経営者のみなさま、社内のボトムアップのアイデアは、業務工程の改善レベルにとどまると知っておいた方がいい

事業の変革はトップが生み出し、トップダウンで動かした方が早く、成功する可能性が高い

経営は判断のスピードと質で決まる

失敗はスピードで補うことができる、たくさんの判断をして質をあげること

経営者を見ていると、うまく行くかどうかわかるような気がしてきた

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