MerisのLVXおよびMercuryXのユーザーパッチは、主に海外のコミュニティサイトやエディターソフトを通じて活発に流通しています。
主な入手先と流通形態は以下の通りです。
1. パッチ共有プラットフォーム
- Patchstorage: LVXおよびMercuryXのユーザーパッチが最も集まっているサイトの一つです。
- LVXのパッチ一覧:テープディレイ風から実験的なグリッチサウンドまで、多彩な設定が公開されています。
- MercuryXのパッチ一覧:アンビエントなリバーブやモジュレーション系の設定が共有されています。
2. 公式エディターソフトによる管理
Merisが無料で提供しているデスクトップ用エディター prEDITOR (Predator) を使用することで、パッチ(プリセット)の読み込みや保存、PC上での整理が容易に行えます。

prEDITOR v3 - Meris
NEW: prEDITOR v3 is a desktop editor/librarian for Enzo X, MercuryX and LVX! prEDITOR v3 (for Enzo X) is updated with ...
- ドラッグ&ドロップで外部ライブラリ(.syxファイルや.csxファイル)を読み込み、本体へ転送可能です。
- 2024年にリリースされた prEDITOR v2 以降、LVXとMercuryXの両方に対応しており、シームレスなパッチ管理が可能です。
3. クリエイターによる有料・無料配布
YouTubeやPatreonなどで活動するギタリストやサウンドデザイナーが、独自のパッチパックを配布しています。
- Worship Tutorials: 礼拝演奏向けのアンビエントな設定など、実用的なパックを販売しています。
- https://worshiptutorials.com/product/meris-lvx-presets-pack/
- The Pedal Collaborative (Patreon): 2025年も定期的に新しいパッチパックをリリースしており、無料サンプルも提供されています。
- https://www.patreon.com/cw/thePedalCollaborative
- SoundShop: アーティスト監修のプリセット集が販売されています。
- https://www.soundshop.co/product-page/mercuryx-presets-vol-1-by-michael-pope
利用の際の注意点
パッチを本体にインポートするには、PCとペダルを接続するための USB-MIDIインターフェース が必要です。動作確認済みのデバイス(CME U2MIDI Proなど)を使用することが推奨されています。
