モバイルバッテリー寿命

モバイルバッテリーの正しい“捨て時”、目安は〇〇 処分の基礎知識、Ankerに聞いた
もはや仕事や生活になくてはならないものになりつつあるデジタルガジェットの数々。購入を薦められることは多々あるが、正しい捨て方は知られていない。本連載では、デジタルガジェットの正しい捨て方を専門家に聞いていく。

モバイルバッテリー、正しい交換のタイミングは?

──モバイルバッテリーを捨てる、もしくは交換する適切なタイミングを教えてください

井田さん モバイルバッテリーの寿命は、破損などの場合を除いて、リチウムイオン電池の寿命と同じといえます。

 リチウムイオン電池は、充放電回数を重ねることにより劣化 (電池容量の低下)が生じます。モバイルバッテリーの寿命の目安は、一般的に電池容量が本来の80%以下になった状態です。

 充電回数が300~500サイクルに達すると、電池容量が80%以下になるといわれています。1サイクルは、バッテリー残量が0%から100%まで充電され、再び0%になるまでを指します。

 使用期間や回数に限らず、モバイルバッテリーに下記の症状が見られた際には寿命の可能性が高いため、使い続けることなく早めに買い替えることをおすすめします。

  • 本体への充電時間が以前より長い
  • バッテリー残量の減りが以前より早い
  • 機器への給電が遅い、充電できないことがある
  • 充電器の本体が以前よりも熱く感じる
  • 本体が膨張している、または破損している
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