SBI証券の外国株で損切りポイントを設定する手順は以下の通りです:
逆指値注文の活用
損切りポイントを設定するには、逆指値注文を使用します。これは2019年10月7日から利用可能になった機能です。
具体的な手順
- SBI証券にログインし、外国株式取引画面に移動します。
- 売却したい銘柄を選択します。
- 注文画面で「逆指値」を選択します。
- 以下の項目を設定します:
- 参照価格: 損切りを行いたい価格を入力
- 注文価格: 「指値」または「成行」を選択
- 指値の場合: 具体的な売却価格を指定
- 成行の場合: 市場価格で即時売却
- 注文期間を設定します(最長90営業日まで可能)。
- 注文内容を確認し、発注します。
注意点
- 逆指値注文は「参照価格到達後に市場へ発注」される注文方式です。
- 急激な相場変動時には、意図した価格で約定しない可能性があります。
- 新規上場銘柄は、上場日に初値が確定するまで逆指値(成行指定)注文は受け付けられません。
逆指値注文を活用することで、下降トレンドに入った株価の損失拡大を事前に防止することができます。これにより、リスクを一定範囲に抑えつつ、次の投資機会に備えることが可能になります。
Citations:
[1] https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&burl=search_foreign&cat1=foreign&cat2=none&dir=info&file=foreign_info_190927_01.html&getFlg=on
[2] https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&burl=search_foreign&cat1=foreign&cat2=none&dir=info&file=foreign_us_stoporder_01.html&getFlg=on
はい、その理解は正しいです。損切りポイントを設定するために逆指値注文を使用することは非常に効果的な方法です。
逆指値注文の主な利点は以下の通りです:
- 損失の制限:
あらかじめ決めた価格で自動的に売却することで、損失を一定範囲に抑えることができます[1][4]。 - 感情的な判断の排除:
相場が下落している際に、「もう少し待てば戻るかもしれない」という心理が働きがちですが、逆指値注文を使用することでこの感情的な判断を避けることができます[4]。 - 常時監視の必要性の軽減:
仕事などで常に相場を見ていられない場合でも、自動的に注文が執行されるため安心です[7]。
逆指値注文を使用する際の注意点:
- 適切な損切りラインの設定:
銘柄の値動きや自身のリスク許容度に応じて、適切な損切りラインを設定することが重要です[4]。 - スリッページのリスク:
急激な相場変動時には、指定した価格で約定しない可能性があります[1][5]。
損切りは投資において非常に重要な要素です。「投資の巧い人は損切りが巧い人」とも言われるように、適切な損切り戦略を持つことで長期的な投資成功につながる可能性が高まります[4]。
Citations:
[1] https://www.ig.com/jp/trading-strategies/what-is-a-stop-loss-order-221116
[2] https://gentosha-go.com/articles/-/39876
[3] https://www.matsui.co.jp/stock/study/special-order/stoploss_losscut.html
[4] https://toushin-plaza.jp/column/kabu-songiri/
[5] https://www.matsui.co.jp/stock/study/special-order/stoploss_take-profit.html
[6] https://www.toyo-sec.co.jp/domestic/rule/order/stop_order/stop_order.html
[7] https://diamond.jp/zai/articles/-/96875
逆指値注文で損切りポイントを設定する際の「指値」と「成行」の違いについて説明します。
指値で執行の場合
- 動作: 参照価格(損切りポイント)以下になった時点で、指定した価格での売り注文が発注されます。
- 特徴:
- 売却価格が保証されます。
- 指定した価格で約定しない可能性があります(株価が急落した場合など)。
- 使用例: 損切りポイントが100USDの場合、99USDで売却するよう指定。
成行で執行の場合
- 動作: 参照価格(損切りポイント)以下になった時点で、その時点の市場価格での売り注文が即時に発注されます。
- 特徴:
- 確実に売却できる可能性が高くなります。
- 実際の約定価格は市場の状況により変動します。
- 使用例: 損切りポイントが100USDの場合、100USD以下になった時点で即座に売却。
主な違い
- 約定の確実性:
- 指値: 指定価格での約定を保証しますが、約定しない可能性あり。
- 成行: 約定の可能性が高いが、価格は保証されない。
- 価格のコントロール:
- 指値: 最低売却価格を指定できる。
- 成行: 価格を指定できず、市場価格に委ねる。
- 市場の急変時の動作:
- 指値: 指定価格で売れない可能性があり、損失が拡大する恐れあり。
- 成行: 急落時でも売却できるが、予想以上に安い価格で約定する可能性あり。
損切りの目的や市場の状況に応じて、適切な方法を選択することが重要です。価格の安定性を重視する場合は指値、確実な執行を重視する場合は成行が適しています。